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VARIETY ZUKAN
おてんとそだち
📍 宮崎食味ランキング A

「おてんとそだち」とは?味・特徴・ヒノヒカリとの違い|宮崎生まれの高温に強いお米【2026】

お米ふぁん編集部更新 2026.10.09

宮崎県総合農業試験場が育成したお米「おてんとそだち」。ヒノヒカリよりやや早く実り、夏の暑さの中でも玄米の品質が落ちにくいことが試験で確かめられている、九州生まれの品種です。食味は「ヒノヒカリ並の良食味」と評価され、宮崎県の奨励品種になっています。本記事では、おてんとそだちの生まれと系譜、ヒノヒカリ・にこまるとの比較データ、産地、食味ランキングでの評価、買い方を、宮崎県・長崎県の公的資料をもとに解説します。

⏱ 3行でわかる結論

・おてんとそだちは宮崎県総合農業試験場が育成した品種(交配は「南海149号」×「北陸190号」、系統名「南海166号」)

・ヒノヒカリよりやや早く実る“中生の早”で、高温でも玄米の品質が落ちにくく、食味はヒノヒカリ並み

・平成23年に宮崎県の奨励品種に採用。第52回食味ランキング(令和5年産)では宮崎県産が「A」評価

「おてんとそだち」とは?|宮崎県生まれの高温に強いお米

おてんとそだち
VARIETY PROFILE
おてんとそだち
食味ランキング A
産地
宮崎
粘り
もっちり
硬さ
やわらか
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COMPARE似ている品種と比べる
おてんとそだちこの品種ヒノヒカリ夢つくしさきほこれ
産地宮崎宮崎福岡秋田
粘りもっちりもっちりもっちりもっちり
硬さやわらかふつうやわらかやわらか
食味AAA—
1kgあたり—¥586〜¥606〜¥796〜
解説を読む楽天で見る楽天で見る楽天で見る

粘り・硬さは編集部の目安(5段階)。食味は日本穀物検定協会「米の食味ランキング」第55回(令和7年産米)。価格は2026年10月9日時点の楽天市場の令和8年産(広告)。お米の品種一覧で全品種を比べる

おてんとそだちは、宮崎県総合農業試験場が育成したうるち米の品種です。宮崎県の「主要農作物等奨励品種特性表」(令和3年6月)では、交配組合せは「南海149号」×「北陸190号」、奨励品種への採用は平成23年、栽培地帯は普通期栽培地帯と記載されています。系統名は「南海166号」です。

同じ特性表には、おてんとそだちの長所として「高温耐性が強く、玄米外観品質が優れ、極良食味。耐倒伏性が強い。」とまとめられています。九州の平坦地では、夏の暑さでお米が白く濁る「白未熟粒」の発生が長年の課題でした。おてんとそだちは、こうした暑さの中でもきれいなお米に育ちやすい品種として位置づけられています。

宮崎県のお米といえば、早期栽培のコシヒカリや、普通期栽培のヒノヒカリが代表格です。おてんとそだちは、そのヒノヒカリと同じ普通期の地帯で作られる品種で、全国的な流通量はまだ多くありません。なお、品種名の由来については、本記事では公的資料で確認できなかったため取り上げていません。

おてんとそだちの生まれ・系譜

おてんとそだちの両親は、宮崎県で育成された系統「南海149号」と、北陸地域で育成された系統「北陸190号」です。宮崎県の奨励品種特性表には、同じく宮崎県総合農業試験場育成の「まいひかり」(南海132号×かりの舞)なども並んでおり、宮崎県が独自に良食味米の育成を続けてきたことがうかがえます。

項目内容
育成宮崎県総合農業試験場
交配組合せ南海149号 × 北陸190号
系統名南海166号
宮崎県での採用平成23年(奨励品種)
栽培地帯(宮崎県)普通期栽培地帯
熟期中生の早(ヒノヒカリよりやや早い)

おてんとそだちは宮崎県外でも評価されています。長崎県農林技術開発センターは2012年度の成果情報で、おてんとそだちの特性を詳しく報告しました。長崎県では高温登熟性に優れた「にこまる」の作付けが拡大して一品種への集中が懸念されていたことから、ヒノヒカリに替わり、にこまると収穫期を分散でき、高温でも品質が落ちにくい品種として選定されたものです。普及地帯は県南平坦部を中心とした普通期地帯、当面の普及目標面積は200haとされていました。

背景をもう少し詳しく見ると、長崎県は2005年に高温登熟性に優れた「にこまる」を奨励品種に採用し、その作付面積は2012年に2,266haまで広がっていました。県央の平坦部では、にこまるの作付面積がヒノヒカリを大きく上回る地域も出てきたといいます。さらに、ヒノヒカリの高温を避けるために田植えを遅らせると、水系の関係でにこまるも同じ時期に植えられてしまい、秋の冷え込みが早い年にはにこまるの登熟が悪くなるという問題も起きていました。ひとつの品種に頼りすぎず、収穫の時期をずらしながら、暑さにも強い品種を組み合わせる――おてんとそだちは、そうした産地の課題に応える品種として長崎県でも評価されたのです。

おてんとそだちの特徴|ヒノヒカリとの比較データ

長崎県農林技術開発センターの成果情報では、おてんとそだちをヒノヒカリと比べて次のように整理しています。

項目おてんとそだち(ヒノヒカリとの比較)
熟期出穂期で2日程度、成熟期で3日程度早い“中生の早”
草丈(稈長)短く、耐倒伏性はヒノヒカリより強い
穂穂長は同等、穂数は同等〜やや多く、1穂あたりの籾数は多い
玄米の粒千粒重はやや軽く“やや小粒”だが、粒厚はやや厚い
収量玄米重はやや重く、やや多収
見た目の品質外観品質は優れ、出穂後20日間の平均気温が高い年でも背白粒の発生率が低い
食味ヒノヒカリ並の良食味

とくに目を引くのが、暑い年の品質の差です。成果情報に掲載された試験結果では、出穂後20日間の平均気温が29.1℃と高温だった2010年、ヒノヒカリの背白粒の発生率が66.3%だったのに対し、おてんとそだちは13.3%にとどまりました。2011年もヒノヒカリ47.3%に対しおてんとそだちは1.0%。「背白粒」は玄米の背の部分が白く濁る現象で、見た目の等級を下げる原因になります。暑さに強いという評価は、こうしたデータに裏づけられたものです。高温とお米の品質の関係は高温障害・白未熟粒とは?で詳しく解説しています。

注意点も公表されています。長崎県の成果情報では、多肥栽培で多収になるものの食味や品質が低下するおそれがあるため極端な多肥は避けること、いもち病抵抗性は葉いもち“中”・穂いもち“やや弱”(育成地)であることが挙げられています。宮崎県の特性表でも、短所として穂いもち病・白葉枯病に弱いことが記されています。いずれも生産者向けの情報ですが、品種の性格を知るうえで参考になります。

暑い年の品質データ|背白粒の発生率

長崎県の成果情報には、2009〜2012年の4年間について、出穂後20日間の平均気温と背白粒の発生率が掲載されています。

年出穂後20日間の平均気温(おてんとそだち)おてんとそだちヒノヒカリにこまる
2009年26.2℃0%0.7%0%
2010年29.1℃13.3%66.3%10.3%
2011年27.3℃1.0%47.3%1.7%
2012年27.1℃5.0%67.7%2.0%

比較的涼しかった2009年は3品種ともほとんど背白粒が出ていませんが、暑かった2010〜2012年は、ヒノヒカリで47〜68%と大きく増えたのに対し、おてんとそだちは1〜13%にとどまり、高温登熟性に優れるにこまると近い水準でした。調査は奨励品種決定調査の標肥区で、100粒×3反復の目視調査によるものです。

「やや小粒だが粒が厚い」とは?|粒厚の分布

おてんとそだちは千粒重(玄米1,000粒の重さ)がヒノヒカリよりやや軽く、粒はやや小さめです。それでも玄米の重さ(収量)がやや多いのは、1穂あたりの籾数が多く、粒の厚みがしっかりしているためです。長崎県の成果情報には、奨励品種決定調査(標肥区、2009〜2012年平均)での粒厚の分布が重量比で示されています。

粒厚おてんとそだちヒノヒカリにこまる
2.0〜2.1mm32.4%37.7%26.6%
2.1〜2.2mm41.4%39.3%45.1%
2.2mm以上9.4%5.2%17.6%
(2.1mm以上の合計)50.8%44.5%62.7%

2.1mm以上の厚い粒の割合は、おてんとそだちが50.8%で、ヒノヒカリの44.5%を上回りました(大粒のにこまるは62.7%)。粒の厚みは、実がしっかり詰まっているかどうかの目安のひとつです。また、長崎県諫早市小野での現地試験(2009〜2011年平均)では、おてんとそだちの玄米重が1aあたり62.7kgで、ヒノヒカリの52.4kgを上回り、品質の評価も3.8とヒノヒカリの5.2より良い結果でした(品質は1が上の上、9が下の下)。

生産者向けの注意としては、穂肥の時期が遅れると籾数が確保できず減収するおそれがあるため、出穂期の20〜25日前に1回目の穂肥を施すことが成果情報に記されています(育成地の知見)。

食味試験の結果|ヒノヒカリを基準にした評価

同じ成果情報には、2007〜2012年に行われた食味試験の結果も載っています。ヒノヒカリを基準(0)として、総合評価・外観・香り・味を−3(かなり不良)〜+3(かなり良い)、粘りを−3(かなり弱い)〜+3(かなり強い)、硬さを−3(かなり軟らかい)〜+3(かなり硬い)の7段階で評価したもので、パネルは毎回16〜21人です。

総合評価は多くの年でヒノヒカリとほぼ同じ水準で、2011年はヒノヒカリを有意に上回りました(+0.429)。外観は2010〜2012年の3年続けてヒノヒカリより有意に良い評価です。粘りや硬さは年によって評価が上下しており、決まった傾向は読み取りにくい結果でした。こうしたデータをふまえて、成果情報では食味を「ヒノヒカリ並の良食味」とまとめています。見た目の良さがはっきり評価されている点は、高温に強く白く濁りにくいという特性ともつながっています。

宮崎県の奨励品種のなかでの位置

宮崎県の「主要農作物等奨励品種特性表」(令和3年6月)を見ると、普通期水稲の奨励品種としてヒノヒカリ・まいひかり・おてんとそだちなどが並んでいます。早期水稲ではコシヒカリや夏の笑みなどが奨励品種です。宮崎県は早期栽培で「日本一早い新米」が知られていますが、夏から秋にかけて育つ普通期栽培では、ヒノヒカリとともに、高温に強いおてんとそだちが選択肢として位置づけられています。なお、同じ特性表には、多肥による食味低下を防ぐため極端な多肥を避けることも栽培上の注意として記されています。

🌾 九州の“暑さ”とお米づくり

お米は、穂が出てから実が充実していく「登熟期」に高温が続くと、でんぷんがうまく詰まらず白く濁った粒が増えてしまいます。九州の平坦地では、この登熟期が真夏から初秋の暑い時期に重なりやすく、主力品種ヒノヒカリの品質低下が課題になってきました。そこで各県は、高温に強い品種の育成や導入を進めてきました。長崎県が先に採用した「にこまる」もそのひとつで、おてんとそだちは、にこまるとも収穫期をずらせる“もうひとつの選択肢”として評価されています。品種の組み合わせで収穫の時期を分散させることは、天候のリスクを減らすうえでも大切な考え方です。

おてんとそだちとヒノヒカリ・にこまるの違い

長崎県の成果情報に掲載された試験データ(標肥区、2007〜2012年平均)から、3品種を並べてみます。

項目おてんとそだちヒノヒカリにこまる
出穂期8月21日8月23日8月26日
成熟期9月26日9月29日10月4日
稈長72.0cm83.3cm84.1cm
千粒重22.7g23.5g25.0g
玄米重(kg/a)55.753.457.1
品質(1上上〜9下下)3.76.82.7

おてんとそだちは3品種のなかでもっとも早く実り、草丈が低く、粒はやや小さめ。品質の評価はヒノヒカリより明らかに良く、にこまるに近い水準です。食味については、成果情報で「ヒノヒカリ並の良食味」とされています。九州を代表するヒノヒカリについてはヒノヒカリの解説やヒノヒカリとコシヒカリの違い、にこまるについてはにこまるの解説もあわせてどうぞ。

おてんとそだちの産地

おてんとそだちは、育成地である宮崎県の普通期栽培地帯で奨励品種として作られています。通販やふるさと納税では、都城市など宮崎県内の産地名が入った商品が見られます。長崎県でも2012年度の成果情報で県南平坦部を中心とした普及が示されました。宮崎県のお米全体については宮崎のお米の記事で紹介しています。

食味ランキングでの評価

日本穀物検定協会の第52回 米の食味ランキング(令和5年産)では、宮崎県産のおてんとそだちが「A」の評価でした。食味ランキングは、複数産地のコシヒカリのブレンド米を基準に、外観・香り・味・粘り・硬さ・総合評価を判定するもので、「A」は基準米より良好という位置づけです。特Aではありませんが、品種の食味の良さを示すひとつの目安になります。ランキングの見方は食味ランキングの見方をご覧ください。

おてんとそだちを買うには

おてんとそだちは流通量が多くない品種で、2026年10月の時点では、楽天で商品名に「おてんとそだち」と令和8年産が明記された単品の商品は見つかりませんでした(ほかの品種との食べ比べセットや、令和7年産の商品は見られました)。そのため、ここでは楽天の検索結果へのリンクを置いています。新米の出品が増える時期なので、検索結果から産年・単一原料米かどうか・精米日を確認して選んでください。

🛒 楽天で「おてんとそだち」を探す2026年10月時点で、商品名に「おてんとそだち」と令和8年産が明記された単品の商品が見つからなかったため、楽天の検索結果へのリンクを置いています。購入時は産年(令和8年産か)・単一原料米か・精米日を商品ページで確認してください。
おてんとそだちふるさと納税・食べ比べ(令和8年産)
【ふるさと納税】都城産のお米「おてんとそだち」&「ひのひかり」各3kg – 令和8年産 都城産 お米 おてんとそ
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宮崎県都城市のふるさと納税の返礼品です(表示は寄附額)。2026年10月9日時点の楽天市場の情報・広告。内容量・発送時期は商品ページでご確認ください。

同じ九州の品種を探すなら、熊本県のくまさんの輝きや森のくまさん、鹿児島県の鹿児島のお米の記事も参考になります。全国の品種はお米大全|全種類カタログから探せます。

RICE NAVI ・ お米診断4問で、あなたに合うお米がわかるまずは1問目。いちばんよく作るごはんは?

おてんとそだちを美味しく炊くコツ

どんな品種でも、炊き方の基本を押さえるだけで味わいはぐっと変わります。① 精米日の新しいものを選ぶ:お米は精米した時点から少しずつ風味が落ちていく生鮮食品です。② 最初の水はすぐ捨てる:乾いたお米は最初に触れた水を一気に吸うため、ぬかの溶けた水を長く当てないのがコツです。③ 研ぎはやさしく:力を入れて擦ると粒が割れ、炊き上がりがべたつく原因になります。詳しくはお米の正しい研ぎ方で解説しています。④ しっかり浸水:目安は夏30分・冬1時間ほど。芯まで水を吸わせることで、ふっくらと均一に炊き上がります。⑤ 水加減は炊飯器の目盛りを基準に:新米は水分を多く含むので目盛りよりわずかに控えめ、時間がたったお米は目盛りどおりかやや多めから試し、好みに合わせて微調整してください。⑥ 炊き上がったらすぐほぐす:しゃもじで底から切るように混ぜ、余分な水分を飛ばすと粒感が整います。

おてんとそだちは長崎県の試験で「やや小粒だが粒厚は厚い」と報告されています。粒の大きさが違っても炊き方の基本は同じです。まずは炊飯器の目盛りどおりの水加減で炊き、好みの硬さに合わせて次回から少しずつ調整してください。新米の時期は水分が多いので、目盛りよりほんの少し控えめから試すと失敗しにくくなります。

おてんとそだちの楽しみ方

おてんとそだちは「ヒノヒカリ並の良食味」とされる品種です。ヒノヒカリが日常のごはんとして九州で親しまれてきたように、ふだんの食卓で使いやすいお米と考えるとよいでしょう。① 炊きたての白ごはん:まずはそのまま味わってみてください。② 宮崎の郷土料理と:冷や汁やチキン南蛮など、宮崎ゆかりのおかずと合わせるのも楽しみ方のひとつです。③ おにぎり・お弁当:毎日のお弁当用にも。④ ヒノヒカリと食べ比べ:同じ宮崎県産のヒノヒカリと並べると、品種の違いを自分の舌で確かめられます。

おてんとそだちの保存方法

精米したお米は、密閉できる容器に移して冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。お米は周囲のにおいを吸いやすく、高温多湿の場所では虫やカビの原因にもなります。袋のまま流しの下やコンロの近くに置くのは避けましょう。食べきる目安は、精米後おおむね1か月(気温の高い夏場はもう少し早め)。大容量で買う場合は、小分けにして空気に触れる回数を減らすと風味が長持ちします。玄米は白米より日持ちしますが、こちらも涼しい場所での保管が基本です。詳しくはお米の保存の目安も参考にしてください。

おてんとそだちの選び方・購入のポイント

① 産年を必ず確認:流通量が多くない品種のため、新米の時期でも前年産の商品が並んでいることがあります。② 単一原料米かどうか:食べ比べセットやほかの品種と組み合わせた商品もあるので、おてんとそだちだけを味わいたい場合は商品名と原料表示を確認しましょう。③ 産地で選ぶ:宮崎県内の産地名が入った商品が中心です。④ 容量:初めてなら2〜5kgの少量から試すと安心です。⑤ ふるさと納税も選択肢:宮崎県内の自治体の返礼品として出ていることがあります。

おてんとそだちはこんな人におすすめ

① ヒノヒカリが好きで、九州の別の品種も試したい人:食味はヒノヒカリ並みと評価されています。② 珍しい品種を食べ比べるのが好きな人:流通量が多くないぶん、見つけたときの楽しみがあります。③ 宮崎県のお米を応援したい人:宮崎県が独自に育成した品種です。④ 暑さに強い品種づくりに関心がある人:温暖化の時代に求められる“高温に強いお米”の代表例のひとつです。

まとめ|おてんとそだちは暑さに負けない宮崎のお米

おてんとそだちは、宮崎県総合農業試験場が育成し、平成23年に宮崎県の奨励品種となった品種です。交配は南海149号×北陸190号。ヒノヒカリよりやや早く実り、草丈が低く倒れにくく、暑い年でも背白粒が少ないことが試験で確かめられています。食味はヒノヒカリ並みとされ、第52回食味ランキング(令和5年産)では宮崎県産がA評価でした。流通量は多くありませんが、見つけたらぜひ味わってみたい、九州の暑さに向き合って生まれたお米です。

よくある質問

おてんとそだちはどこで生まれたお米ですか?
宮崎県総合農業試験場が育成した品種です。交配組合せは「南海149号」×「北陸190号」で、系統名は「南海166号」。平成23年に宮崎県の奨励品種に採用されています。
おてんとそだちはどんな味ですか?
長崎県農林技術開発センターの成果情報では、食味は「ヒノヒカリ並の良食味」と評価されています。宮崎県の奨励品種特性表では「極良食味」と記載されています。
おてんとそだちとヒノヒカリの違いは?
おてんとそだちはヒノヒカリより出穂期で2日程度、成熟期で3日程度早い“中生の早”です。草丈が短く倒れにくく、やや小粒ですが粒厚は厚め。高温の年でも背白粒が少なく、玄米の見た目の品質が優れます。
おてんとそだちは暑さに強いのですか?
はい。長崎県の試験では、出穂後20日間の平均気温が29.1℃だった2010年に、ヒノヒカリの背白粒発生率66.3%に対しおてんとそだちは13.3%でした。宮崎県の特性表でも「高温耐性が強い」とされています。
おてんとそだちはどこで作られていますか?
主に宮崎県の普通期栽培地帯で作られています。長崎県でも2012年度の成果情報で県南平坦部を中心とした普及が示されました。
おてんとそだちは食味ランキングで特Aですか?
第52回食味ランキング(令和5年産)では、宮崎県産がAの評価でした。特Aではありませんが、基準米より良好という評価です。
おてんとそだちはどこで買えますか?
流通量が多くない品種で、2026年10月時点では楽天で令和8年産と明記された単品の商品は見つかりませんでした。楽天の検索結果やふるさと納税の返礼品から、産年と単一原料米かどうかを確認して選んでください。
おてんとそだちは宮崎県でどんな位置づけですか?
宮崎県の奨励品種特性表(令和3年6月)では、普通期水稲の奨励品種としてヒノヒカリ・まいひかりなどと並んで掲載されています。栽培地帯は普通期栽培地帯です。
おてんとそだちは粒が小さいのですか?
長崎県の試験では、千粒重はヒノヒカリよりやや軽く“やや小粒”ですが、粒厚はやや厚く、2.1mm以上の粒の割合はヒノヒカリより多い結果でした。
おてんとそだちの美味しい炊き方は?
特別な炊き方は必要ありません。やさしく研いでしっかり浸水し、炊飯器の目盛りどおりの水加減から試してください。新米は水分が多いので、ほんの少し控えめにすると炊き上がりが安定します。
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参考・出典

品種の来歴・特性は上記の公的資料に基づきます。試験データは育成地・試験地での結果で、産地や年によって変わります。価格・在庫・評価は変動します。最新情報は各販売ページをご確認ください。掲載商品の一部にアフィリエイトリンクを含みます。

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米
お米ふぁん編集部

品種・産地・炊き方を、公的機関や産地の公開資料、図鑑データをもとにまとめています。掲載内容の誤りはお問い合わせからお知らせください。運営者情報