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ゆめぴりかとは
ほど良い粘りと甘み、炊きあがりの美しさという優れた品質から、「日本一おいしい米を」という北海道民の「夢」に、アイヌ語で美しいを意味する「ピリカ」を合わせて命名されました。
他府県に負けない、北海道が誇れる最高級のお米を作ろう。開発当初からこうした目的を定めて研究を重ね、誕生したのが「ゆめぴりか」です。1997年に交配を行ってから、10年以上の歳月をかけて研究をすすめ、そのおいしさを追求することで、これまでになかった北海道米として、全国に誇れる品種の開発に成功しました。
「洞島かれん、スザンヌ、マツコ・デラックス」が主演した”すみません ゆめぴりかって何ですか?”というテレビCMを境に認知度も向上。
日本中の「何よりも白いご飯が大好き」な方に食べていただきたい。ほどよい粘りと甘み、やわらかさ、そしてつややかな炊きあがりの美しさを持つ北海道米の最高峰「ゆめぴりか」は、まさに、ごはんそのものがご馳走になるお米です。
ゆめぴりかのルーツ
きらら397の培養変異である札系96118と上育427(ほしたろう)を交配させたお米
ゆめぴりかの特徴
淡白
輝く白さ
粒形が潰れにくいので、つやがいい
しっかりしたもっちり
お米独特の香りが立っている
少し柔らかい
軽い口当たりで食べやすい
ゆめぴりかは上述した通り、粘り気が強く柔らかいお米ですので、冷めても美味しいと言う特徴があります。その特徴を活かして、お弁当やおにぎりとの相性が非常に良いです。
特に癖などもありませんので、和食はもちろん洋食など幅広い料理に良く合うお米です。特に肉料理や煮物などの味付けが濃い料理との相性が良く、おかずの存在感に引けを取りません。
ほっかりん | ||||
|---|---|---|---|---|
| 産地 | 北海道 | 北海道 | 北海道 | 青森 |
| 粘り | もっちり | もっちり | もっちり | もっちり |
| 硬さ | やわらか | やわらか | やわらか | やわらか |
| 令和7年産食味 | 特A | A | — | — |
| 1kgあたり | ¥533〜 | ¥481〜 | ¥628〜 | — |
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粘り・硬さは編集部の目安(5段階)。食味は日本穀物検定協会「米の食味ランキング」第55回(令和7年産米)。価格は2026年10月9日時点の楽天市場の令和8年産(広告)。お米の品種一覧で全品種を比べる
ゆめぴりかはどうやって生まれた?
「ゆめぴりか」は、北海道立上川農業試験場(現・道総研)で、試験中は「上育453号」という名前で育成されました。交配の組み合わせは、母が「札系96118」(後の北海287号。きらら397の培養変異で、「おぼろづき」の父でもある系統)、父が「上育427号」(後の「ほしたろう」)です。
北海道は実りの時期の気温が低く、お米のアミロース含有率が高くなりやすいため、炊いたごはんの粘りが弱くなりがちでした。そこでアミロース含有率が適度に低く、粘りのあるお米を目標に選抜されたのが「上育453号」、のちの「ゆめぴりか」です。
試験データで見るゆめぴりかの実力
優良品種に採用する前の試験(平成17〜19年)では、それまでの北海道の代表品種「おぼろづき」「ほしのゆめ」と比べて、次のような結果が出ています。
| ゆめぴりか (上育453号) | おぼろづき | ほしのゆめ | |
|---|---|---|---|
| アミロース含有率 | 14.3% | 12.4% | 19.9% |
| タンパク質含有率 | 7.1% | 7.4% | 7.1% |
| 収量(おぼろづき=100) | 106 | 100 | 100 |
| 玄米千粒重 | 22.1g | 21.6g | 21.7g |
試験箇所平均の値。出典:水稲新品種候補「上育453号」の摘録(北海道立上川農業試験場)
食味の官能試験では、「ほしのゆめ」に明らかに優り、「おぼろづき」並みかやや優る極良食味と評価されました。試験研究機関の平均で比べた総合評価は、「ゆめぴりか」0.49、「おぼろづき」0.38、「コシヒカリ」0.03(いずれも「ほしのゆめ」を基準とした値)です。収量も「おぼろづき」「ほしのゆめ」より高く、粒が厚く重いのも特徴です。
一方で、耐冷性や倒れにくさ、いもち病への強さは対照品種に比べてやや劣るため、深水管理や施肥量を守ることが栽培上の注意点とされています。
おいしいゆめぴりかの条件
「ゆめぴりか」は、天候によって食味が変わりやすい品種です。そこで道総研は、おいしいとされる条件を調べ、白米のアミロース含有率19%未満かつタンパク質含有率7.5%未満(またはアミロース19%以上でタンパク質6.8%以下)という目標を示しました。この範囲の「ゆめぴりか」は、約9割が「コシヒカリ」よりおいしいと評価されています。
この条件を満たすために、出穂後20日間の気温が十分に確保できる時期に田植えをすること、多肥や減らしすぎを避けて施肥の標準量を守ることなどが、栽培指針としてまとめられています。
ゆめぴりかのおいしい食べ方
粘りが強くやわらかめで、冷めても固くなりにくいので、お弁当やおにぎりに向いています。粒がしっかりしていて甘みもあるため、白ごはんのままでも、肉料理や煮物など味の濃いおかずとも合わせやすいお米です。
新米の時期は水分が多いので、水加減はふだんより少し控えめにすると、粒の形を保ったまま炊き上がります。お弁当に合うお米はおにぎり・お弁当に合うお米、北海道の別の人気品種との比較はななつぼしとゆめぴりかの違い、高級米どうしの比較はつや姫とゆめぴりかの違いで解説しています。
ゆめぴりかのおすすめ|価格・レビューで選ぶ人気ランキング
令和8年産の「ゆめぴりか」を、楽天市場のレビュー件数と評価が高い順に並べました。選ぶときは、①産地と精米日が書かれたものを選ぶ、②まずは5kg前後で試す、③5kg・10kgなど容量で1kgあたりの値段を比べる、の3つを意識すると失敗しにくくなります。
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ほかの北海道米も比べたい人は、北海道のお米|代表銘柄と選び方や、お米大全の全品種カードもどうぞ。
ゆめぴりかのよくある質問
ゆめぴりかの名前の由来は?
「日本一おいしい米を」という北海道民の「夢」に、アイヌ語で美しいを意味する「ピリカ」を合わせて名付けられました。
ゆめぴりかの親の品種は?
母が「札系96118」(きらら397の培養変異で、後の北海287号)、父が「上育427号」(後のほしたろう)です。
ゆめぴりかは何がおいしい?
アミロース含有率が適度に低いため、粘りがあり、甘みのあるやわらかいごはんに炊き上がります。試験では「ほしのゆめ」に明らかに優る極良食味と評価されました。
ゆめぴりかはお弁当に向いている?
粘りが強く冷めても固くなりにくいので、お弁当やおにぎりに向いています。
ゆめぴりかとおぼろづきの違いは?
どちらもアミロース含有率が低い北海道米です。育成時の試験では、ゆめぴりかは食味がおぼろづき並みかやや優り、収量はおぼろづきより高いという結果でした。
ゆめぴりかの味が年によって違うのはなぜ?
天候で食味が変わりやすい品種のためです。道総研は、アミロース・タンパク質含有率の目標と、それを満たす栽培方法を示しています。
まとめ|ゆめぴりかは北海道米の極良食味品種
「ゆめぴりか」は、北海道立上川農業試験場が、アミロース含有率が適度に低い粘りのあるお米を目指して育成した品種です。試験では「ほしのゆめ」に明らかに優り、「おぼろづき」並みかやや優る食味と評価され、収量も上回りました。粘りと甘みがあり冷めてもおいしいので、毎日のごはんにもお弁当にも向いています。
参考・出典:水稲新品種候補「上育453号」の摘録(北海道立上川農業試験場)/極良食味米「ゆめぴりか」の栽培指針の作成(道総研 中央・上川農業試験場)/ホクレン「ゆめぴりか」。価格・在庫は変動します。掲載商品にはアフィリエイトリンクを含みます。









