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SEKIHAN MAP OF JAPAN

ご当地赤飯マップ

甘納豆で甘く仕上げる赤飯、醤油で色をつける赤飯、ささげを使う赤飯。
お祝いの赤飯は、土地によって豆も味も色も違います。

15ご当地の赤飯
20都道府県
16赤飯を食べる日
MAP

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◆

番号をタップすると、その土地の赤飯が開きます。

Japanese Prefectures Created by Geolonia (https://geolonia.com/). 沖縄 / Okinawa 鹿児島 / Kagoshima 宮崎 / Miyazaki 大分 / Oita 熊本 / kumamoto 長崎 / Nagasaki 佐賀 / Saga 福岡 / Fukuoka 高知 / Kochi 愛媛 / Ehime 香川 / Kagawa 徳島 / Tokushima 山口 / Yamaguchi 広島 / Hiroshima 岡山 / Okayama 島根 / Shimane 鳥取 / Tottori 和歌山 / Wakayama 奈良 / Nara 兵庫 / Hyogo 大阪 / Osaka 京都 / Kyoto 滋賀 / Shiga 三重 / Mie 愛知 / Aichi 静岡 / Shizuoka 岐阜 / Gifu 長野 / Nagano 山梨 / Yamanashi 福井 / Fukui 石川 / Ishikawa 富山 / Toyama 新潟 / Niigata 神奈川 / Kanagawa 東京 / Tokyo 千葉 / Chiba 埼玉 / Saitama 群馬 / Gunma 栃木 / Tochigi 茨城 / Ibaraki 福島 / Fukushima 山形 / Yamagata 秋田 / Akita 宮城 / Miyagi 岩手 / Iwate 青森 / Aomori 北海道 / Hokkaido
※ 色と番号は、その地域で食べられている赤飯の一例です
1甘納豆赤飯(北海道)北海道›
小豆やささげを使わず、食紅でほんのり色を付けて炊いたご飯に甘納豆を混ぜる甘い赤飯。炊きたての熱で甘納豆の周りが溶けて甘みが増す。もち米とうるち米を混ぜて炊くのが一般的で、甘いのにおかずと一緒に食べることが多い。 図鑑で詳しく ›
2甘納豆のお赤飯(山梨県)山梨›
甘納豆を入れて炊く甘い赤飯。ささげや小豆を使わないため米は赤くならず、食紅で色を付ける。もち米にうるち米を混ぜ、炊飯器で炊いてから甘納豆をのせて蒸らすのが手軽な作り方。ごま塩をかけると甘じょっぱくなる。 図鑑で詳しく ›
3てんこ小豆の赤飯(秋田県)秋田›
「てんこ小豆」と呼ばれる黒ささげで色付けし、蒸したもち米に砂糖や酒、豆の煮汁を合わせてもう一度蒸す。少し紫がかった色と、砂糖が入るほんのりした甘さが秋田ならではの特徴とされる。 図鑑で詳しく ›
4しょうゆおこわ(醤油赤飯・長岡赤飯)新潟›
蒸したもち米に醤油とみりんのたれを混ぜ、醤油などで煮た金時豆をのせて再び蒸す茶色いおこわ。地元では赤飯といえばこの醤油味を指し、ごまをかけて食べる。家庭や店によって砂糖や酒を使うこともある。 図鑑で詳しく ›
5ささげ赤飯(関東)東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬›
小豆の代わりに、煮ても皮が破れにくく煮くずれしにくい「ささげ」を使う赤飯。ささげの煮汁にもち米を浸して色を付け、蒸し器で蒸す。埼玉県のレシピでは、硬めに煮たささげの煮汁にもち米を一晩浸し、30分蒸して打ち水をし、さらに15分蒸してごま塩を振る。 図鑑で詳しく ›
6丹波大納言小豆赤飯兵庫・京都›
大粒の高級小豆「丹波大納言小豆」を使う赤飯。丹波市の資料によると、この小豆は他産地より粒が大きく皮が薄いのに煮崩れしにくく、光沢がよく糖分が多いのが特長。協会のMAPでは丹波地方のご当地赤飯として紹介されている。 図鑑で詳しく ›
7花豆赤飯山梨・群馬›
大粒の花豆(紅花いんげん)を入れた赤飯。農水省の資料では、山梨県の花豆を特産とする山岳地方などで「花豆赤飯」が食べられ、群馬県吾妻地域でも花いんげんが煮豆のほか甘納豆や赤飯などに使われるとされる。 図鑑で詳しく ›
8ザラメで甘くする小豆の赤飯(青森・津軽の一例)青森›
小豆の煮汁にザラメと塩を溶かした「しとり」をもち米に混ぜ、酒少々と小豆を加えて蒸し上げる甘い赤飯。JAごしょつがる女性部のレシピでは、もち米1升に対しザラメ250gを使う。 図鑑で詳しく ›
9みたま(黒豆のおこわ・石川県)石川›
砂糖や醤油で煮た黒豆を、蒸したもち米に混ぜる黒豆のおこわ。黒豆に味を付けない地域も甘く煮る地域もあり、金沢市では食べる直前にきな粉をかける。米に色が移らないよう、豆と米は別に用意する。 図鑑で詳しく ›
10黒豆おこわ(みたま・白ごわい/富山県)富山›
かために煮て砂糖や塩で味を付けた黒豆を、打ち水をしながら蒸したもち米に混ぜるおこわ。正月などの慶事は小豆の赤飯、それ以外の祭りなどでは黒豆おこわと使い分けてきたとされる。 図鑑で詳しく ›
11黄いないおこわ(愛知県)愛知›
くちなしの実と一緒にもち米を水に浸し、黒豆と炊き込んで黄色く染めたおこわ。赤飯と同じように塩と黒ごまを振ることもある。黄色には邪気払い、黒豆には健康祈願の意味が込められているとされる。 図鑑で詳しく ›
12黄飯(おうはん・大分県臼杵市)大分›
くちなしの実を浸した黄色い水で炊いたご飯。白身魚や野菜、豆腐を炒めて煮込んだ、けんちん汁のような「かやく」と一緒に食べる。いまは学校給食や市内の飲食店でも出される。 図鑑で詳しく ›
13いも赤飯福井›
赤飯文化啓発協会のMAPで「福井県の一部」のご当地赤飯として紹介されている、いもが入った赤飯。二次資料(マイナビ農業)では、大野市で特産のサトイモを煮て混ぜた赤飯とされる。 図鑑で詳しく ›
14ごま砂糖赤飯徳島›
赤飯文化啓発協会のMAPで「徳島県の一部」の赤飯として紹介されている。二次資料(マイナビ農業)によると、鳴門市では仕上げにごま塩ではなく、ごまと砂糖を振りかけて甘くして食べ、給食に出ることもあるという。 図鑑で詳しく ›
15落花生赤飯千葉›
赤飯文化啓発協会のMAPで「千葉県の一部」の赤飯として紹介されている落花生入りの赤飯。二次資料(マイナビ農業)では、千葉県特産の落花生を甘く煮て入れた赤飯とされる。 図鑑で詳しく ›
ZUKAN

ご当地赤飯図鑑

◆

赤飯の代わりに作られてきた、黒豆や黄色のおこわも紹介しています。

01北海道
甘い赤飯

甘納豆赤飯(北海道)

小豆やささげを使わず、食紅でほんのり色を付けて炊いたご飯に甘納豆を混ぜる甘い赤飯。炊きたての熱で甘納豆の周りが溶けて甘みが増す。もち米とうるち米を混ぜて炊くのが一般的で、甘いのにおかずと一緒に食べることが多い。

材料もち米うるち米甘納豆食紅塩ごま塩紅しょうが
由来と地域のこと

昭和20年代後半ごろ、札幌の光塩学園創設者・南部明子氏が忙しい母親向けに考案したといわれる(諸説あり)。祭りや盆、婚礼、誕生祝いに作って近所に配る風習がある。

地域:道内全域(農水省の記載)。赤飯文化啓発協会のMAPでは「北海道・東北・山梨県」の赤飯として紹介。

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02山梨
甘い赤飯

甘納豆のお赤飯(山梨県)

甘納豆を入れて炊く甘い赤飯。ささげや小豆を使わないため米は赤くならず、食紅で色を付ける。もち米にうるち米を混ぜ、炊飯器で炊いてから甘納豆をのせて蒸らすのが手軽な作り方。ごま塩をかけると甘じょっぱくなる。

材料もち米うるち米甘納豆食紅ごま塩
由来と地域のこと

店頭では甘い赤飯と甘くない赤飯の両方が並ぶ。ルーツは南部氏が甲斐から青森へ伝えた説など諸説ある。山梨県の「特選やまなしの食」の一つ。

地域:南アルプス市、甲斐市、山梨市、甲府市(農水省の記載)。

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03秋田
甘い赤飯

てんこ小豆の赤飯(秋田県)

「てんこ小豆」と呼ばれる黒ささげで色付けし、蒸したもち米に砂糖や酒、豆の煮汁を合わせてもう一度蒸す。少し紫がかった色と、砂糖が入るほんのりした甘さが秋田ならではの特徴とされる。

材料もち米てんこ小豆(黒ささげ)砂糖酒塩
由来と地域のこと

黒ささげは色がよく出て皮が割れにくく、胴割れを嫌う縁起担ぎからも使われたという。盆正月や冠婚葬祭に作り、大往生を祝う不祝儀では「黒飯」と呼んで食べる。

地域:にかほ市、横手平鹿地域、湯沢雄勝地域(農水省の記載)。

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04新潟
醤油味

しょうゆおこわ(醤油赤飯・長岡赤飯)

蒸したもち米に醤油とみりんのたれを混ぜ、醤油などで煮た金時豆をのせて再び蒸す茶色いおこわ。地元では赤飯といえばこの醤油味を指し、ごまをかけて食べる。家庭や店によって砂糖や酒を使うこともある。

材料もち米金時豆醤油みりんごま
由来と地域のこと

起源は確かな文献がなく、ささげが採れず醤油で色付けした説、醸造の町・摂田屋があった説など諸説ある。祝い事だけでなく日常食としても食べられ、結婚式の引き出物にもなる。

地域:長岡市(中越地方)とその近隣のみ。醤油味のおこわを赤飯と呼ぶのは県内でも長岡だけとされる。

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05東京・神奈川・埼玉など
豆・具が違う

ささげ赤飯(関東)

小豆の代わりに、煮ても皮が破れにくく煮くずれしにくい「ささげ」を使う赤飯。ささげの煮汁にもち米を浸して色を付け、蒸し器で蒸す。埼玉県のレシピでは、硬めに煮たささげの煮汁にもち米を一晩浸し、30分蒸して打ち水をし、さらに15分蒸してごま塩を振る。

材料もち米ささげごま塩
由来と地域のこと

小豆は煮ると皮が破れやすく「腹切れ=切腹」を連想させるため武家社会で嫌われ、破れにくいささげが選ばれたといわれる(通説)。

地域:「関東地方」(赤飯文化啓発協会MAP)、「主に関東地方」(日本豆類協会・農水省aff)という表現。都県単位の線引きは資料にない。なお埼玉県の資料では秩父は小豆が一般的とされる。

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06兵庫・京都
豆・具が違う

丹波大納言小豆赤飯

大粒の高級小豆「丹波大納言小豆」を使う赤飯。丹波市の資料によると、この小豆は他産地より粒が大きく皮が薄いのに煮崩れしにくく、光沢がよく糖分が多いのが特長。協会のMAPでは丹波地方のご当地赤飯として紹介されている。

材料もち米丹波大納言小豆
由来と地域のこと

「大納言」の名は、煮ても腹が割れにくいことを切腹を命じられない高官・大納言にたとえたものといわれる。丹波市では江戸時代(1705年)の文献に生産の記録があるという。

地域:協会MAPの表記は「丹波地方」。丹波地方は兵庫県・京都府にまたがるため2府県を入れたが、資料は地方名のみ。

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07山梨・群馬
豆・具が違う

花豆赤飯

大粒の花豆(紅花いんげん)を入れた赤飯。農水省の資料では、山梨県の花豆を特産とする山岳地方などで「花豆赤飯」が食べられ、群馬県吾妻地域でも花いんげんが煮豆のほか甘納豆や赤飯などに使われるとされる。

材料もち米花豆(紅花いんげん)
由来と地域のこと

群馬・吾妻地域の花いんげんは標高900〜1,300mの冷涼な高地で育つ「高原花豆」。祭りや冠婚葬祭、おもてなしの場で出される。

地域:山梨県の「山岳地方など花豆が特産の地域」、群馬県吾妻地域(中之条町・嬬恋村・草津町・長野原町)で花いんげんが赤飯に使われるという記載。長野県佐久市の花豆赤飯は二次資料のみで確認。

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08青森
甘い赤飯

ザラメで甘くする小豆の赤飯(青森・津軽の一例)

小豆の煮汁にザラメと塩を溶かした「しとり」をもち米に混ぜ、酒少々と小豆を加えて蒸し上げる甘い赤飯。JAごしょつがる女性部のレシピでは、もち米1升に対しザラメ250gを使う。

材料もち米小豆ザラメ塩酒
由来と地域のこと

祝い事には必ずといってよいほど作られる料理で、以前は田植えの時期に、家ごとに味の違う赤飯をご近所にふるまっていたという。

地域:JAごしょつがる女性部(五所川原市周辺)が紹介するレシピ1件に基づく。地域全体の特徴と断定できる資料ではない。

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09石川
赤飯の代わりのおこわ

みたま(黒豆のおこわ・石川県)

砂糖や醤油で煮た黒豆を、蒸したもち米に混ぜる黒豆のおこわ。黒豆に味を付けない地域も甘く煮る地域もあり、金沢市では食べる直前にきな粉をかける。米に色が移らないよう、豆と米は別に用意する。

材料もち米黒豆砂糖醤油きな粉(金沢市)
由来と地域のこと

赤飯の赤は火事を連想させるため上棟式の引き出物に向かないとされ、白黒の「みたま」を祝い膳にする風習が広がったといわれる。法事や通夜、お盆の15日にも食べる。

地域:県内全域(農水省の記載)。赤飯の代わりに作る白黒のおこわ。

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10富山
赤飯の代わりのおこわ

黒豆おこわ(みたま・白ごわい/富山県)

かために煮て砂糖や塩で味を付けた黒豆を、打ち水をしながら蒸したもち米に混ぜるおこわ。正月などの慶事は小豆の赤飯、それ以外の祭りなどでは黒豆おこわと使い分けてきたとされる。

材料もち米黒豆砂糖塩
由来と地域のこと

現在は葬式や法事の際に仏前に供え、直会の膳や引き出物にもする。黒部市宇奈月地区では、イナキビを加えた「きびおこわ」を秋に神棚や仏壇に供える。

地域:主に県東部。現在は県内のほぼ全域で弔事に食べられる(農水省の記載)。

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11愛知
赤飯の代わりのおこわ

黄いないおこわ(愛知県)

くちなしの実と一緒にもち米を水に浸し、黒豆と炊き込んで黄色く染めたおこわ。赤飯と同じように塩と黒ごまを振ることもある。黄色には邪気払い、黒豆には健康祈願の意味が込められているとされる。

材料もち米黒豆くちなしの実塩黒ごま
由来と地域のこと

祝いの赤飯がとても高価だった時代に、身近なくちなしで黄色くしたご飯を代わりに食べたのが始まりといわれる。端午の節句や男子の誕生祝いに作る。

地域:名古屋市・尾張地域(農水省の記載)。赤飯の代わりとして始まったとされる黄色いおこわ。

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12大分
赤飯の代わりのおこわ

黄飯(おうはん・大分県臼杵市)

くちなしの実を浸した黄色い水で炊いたご飯。白身魚や野菜、豆腐を炒めて煮込んだ、けんちん汁のような「かやく」と一緒に食べる。いまは学校給食や市内の飲食店でも出される。

材料米くちなしの実かやく(白身魚・野菜・豆腐など)
由来と地域のこと

江戸時代の質素倹約の暮らしの中で、ぜいたくな赤飯の代わりの祝い飯として作られたのが起源といわれる。かつては祝い事や年末に作った。

地域:臼杵市(文化庁「100年フード」認定)。

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13福井
豆・具が違う

いも赤飯

赤飯文化啓発協会のMAPで「福井県の一部」のご当地赤飯として紹介されている、いもが入った赤飯。二次資料(マイナビ農業)では、大野市で特産のサトイモを煮て混ぜた赤飯とされる。

材料もち米小豆サトイモ(二次資料による)
由来と地域のこと

地域:協会MAPの表記は「福井県の一部」。二次資料では大野市のさといも入り赤飯として紹介。公的機関の文字資料は見つからず。

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14徳島
甘い赤飯

ごま砂糖赤飯

赤飯文化啓発協会のMAPで「徳島県の一部」の赤飯として紹介されている。二次資料(マイナビ農業)によると、鳴門市では仕上げにごま塩ではなく、ごまと砂糖を振りかけて甘くして食べ、給食に出ることもあるという。

材料もち米小豆ごま砂糖
由来と地域のこと

二次資料では、塩田地帯だった鳴門で、ハレの日に貴重な砂糖をかけたのではないかといわれている、と推測として紹介されている。

地域:協会MAPの表記は「徳島県の一部」。二次資料では鳴門市として紹介。公的機関の文字資料は見つからず。

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15千葉
豆・具が違う

落花生赤飯

赤飯文化啓発協会のMAPで「千葉県の一部」の赤飯として紹介されている落花生入りの赤飯。二次資料(マイナビ農業)では、千葉県特産の落花生を甘く煮て入れた赤飯とされる。

材料もち米落花生(甘煮・二次資料による)
由来と地域のこと

地域:協会MAPの表記は「千葉県の一部」。二次資料も具体的な市町村名はなし。公的機関の文字資料は見つからず。

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WHEN TO EAT

赤飯を食べる日

◆

人生の節目から、季節の行事、地域の習わしまで。

🤰
帯祝い妊娠中(日付の記載なし)
👶
誕生・出産祝い誕生時
🍼
お食い初め生後100日目または120日目
🎎
初節句・節句3月3日(桃の節句)、5月5日(端午の節句)
👘
七五三11月15日が吉例
🎒
入園・入学/卒園・卒業春(日付の記載なし)
💐
成人・就職・結婚成人の日、就職時、婚礼
🏠
上棟式・新築・開店祝い建物の節目
🎉
長寿祝い還暦(60)・古稀(70)・喜寿(77)・米寿(88)・白寿(99)
人生の節目と赤飯(くわしく)
🤰
帯祝い妊娠中(日付の記載なし)

赤飯文化啓発協会は、赤飯を食べる人生の節目として、誕生やお食い初めより前の帯祝いを最初に挙げている。 出典

👶
誕生・出産祝い誕生時

協会の「人生の節目にお赤飯」に掲載。北海道の甘納豆赤飯も誕生祝いに作って近所に配る風習がある。愛知では男子の誕生祝いに黄いないおこわを用意することもある。 出典

🍼
お食い初め生後100日目または120日目

献立は赤飯、尾頭付きの焼き魚、煮物、なます、汁などの一汁三菜が基本と協会が紹介している。 出典

🎎
初節句・節句3月3日(桃の節句)、5月5日(端午の節句)

協会のカレンダーに桃の節句・端午の節句が載っている。愛知県の名古屋・尾張では端午の節句に黄いないおこわを食べ、初節句のお返しに重箱で配る風習もある。 出典

👘
七五三11月15日が吉例

男児は3歳と5歳、女児は3歳と7歳を祝う。協会は七五三を赤飯を食べる行事の一つとしている。 出典

🎒
入園・入学/卒園・卒業春(日付の記載なし)

協会の「人生の節目にお赤飯」に掲載。JAながの女性部のレシピでは入学・卒業祝いの返礼にも使われるとある。 出典

💐
成人・就職・結婚成人の日、就職時、婚礼

協会が成人祝い・就職祝い・結婚式を挙げている。新潟・長岡のしょうゆおこわは結婚式の引き出物に入ることが多い。 出典

🏠
上棟式・新築・開店祝い建物の節目

協会は上棟式や新築・開店祝いを挙げている。一方、石川県では赤が火事を連想させるとして建前(上棟式)には黒豆の「みたま」を用いる。 出典

🎉
長寿祝い還暦(60)・古稀(70)・喜寿(77)・米寿(88)・白寿(99)

協会が賀寿の祝いとして還暦から白寿までを挙げている。敬老の日も長寿祝いの日としてカレンダーに載る。 出典

季節の行事と、地域の習わし

📅
年中行事(協会のお赤飯カレンダー)1月1日、成人の日、2月3日、3月3日、春秋のお彼岸、5月5日、母の日、父の日、お盆、敬老の日、七五三、12月31日

協会が「今日は何の日?」として赤飯をすすめる年中行事。お彼岸とお盆は供え物・先祖供養として載っている。 出典

🍙
お赤飯の日11月23日

一般社団法人赤飯文化啓発協会が制定し、日本記念日協会に登録。新嘗祭に赤米などの五穀を奉納してきたことにちなむ。制定年は資料によって違うため載せていない。 出典

🌾
新嘗祭・収穫の祝い(秋田)11月23日

秋田のてんこ小豆の赤飯は新嘗祭に五穀豊穣を祝って奉納してきたことから、今も豊穣の祝いに食べられている。 出典

⛩
初午(栃木)2月最初の午の日

栃木県の「しもつかれ」は、初午の日に赤飯とともに稲荷神社へ供える行事食とされる(文化庁100年フード)。 出典

🌱
田植え(青森・津軽)田植えの時期

津軽では田植えの前日から赤飯やごまご飯を作り、おにぎりにして田へ運んだ。JAごしょつがる女性部も田植え時期に赤飯をふるまったと紹介している。 出典

🏮
祭り・盆・年末年始地域の祭り、お盆、年末年始

北海道では祭りや盆に赤飯を作って配る。長岡のしょうゆおこわは年末年始やお盆に店頭へ山盛りに並ぶ。石川県ではお盆の15日にみたまを食べる。 出典

🪷
仏事・弔事(黒飯・黒豆おこわの地域差)葬式、法事、通夜など

秋田では大往生を祝う不祝儀に「黒飯」、富山・石川では黒豆おこわ(みたま)を供える。協会によると、仏事に赤飯を食べて凶を福に返す縁起直しをする地方もある。 出典

行事の日付や習わしは地域・家庭によって違います。1年の行事とごはんはごはん暦へ。

BASICS

赤飯の基本

◆

赤飯の起源(赤米から小豆へ)

赤飯文化啓発協会によると、赤飯はもともと赤米を蒸したもので、赤い色に邪気を払う力があるとして神に供えられていた。品種改良で今のお米に変わった後も赤いご飯を供える風習は残り、江戸時代中期ごろに白いお米を小豆で色付けしたものが赤飯として広まったと考えられている。農水省の秋田県の郷土料理ページにもほぼ同じ説明がある。

出典:一般社団法人赤飯文化啓発協会「お赤飯の歴史/お赤飯のまめ知識」/農林水産省「うちの郷土料理」てんこ小豆の赤飯(秋田県)

なぜお祝いに赤飯なのか

昔は赤い色に災いを避ける力があると信じられ、魔除けの意味で祝いの席に出されるようになったとされる。協会によると、平安中期の『枕草子』に赤飯の原形としてあずき粥が登場し、祝儀用になったのは室町時代、江戸時代後期には庶民のハレの日にも広まった。

出典:一般社団法人赤飯文化啓発協会「お赤飯の歴史/お赤飯のまめ知識」/農林水産省 広報誌aff 2017年12月号(特集 和食のこころ)文字情報/埼玉県 郷土料理レシピ「赤飯」(秩父)

昔ながらの作り方(蒸す)

協会が紹介する4人分の目安は、もち米3カップに対し小豆1/2カップ。小豆を一度ゆでこぼしてから煮て、豆と煮汁に分け、もち米を煮汁に3時間浸す。豆と混ぜて15〜20分蒸し、煮汁を打ち水にして混ぜ、さらに15〜20分蒸す。赤い色は、小豆の煮汁をもち米に吸わせることで付く。

出典:一般社団法人赤飯文化啓発協会「お赤飯の歴史/お赤飯のまめ知識」

小豆の量・浸水時間の目安(JAの例)

JA福井県女性部のレシピでは、もち米1.5kg(1升)に対し小豆150g(もち米の1割程度)。もち米を煮汁に浸す時間は夏場6時間・冬場8時間程度が目安で、色を濃くしたいときは小豆を多めにするとしている。

出典:JAグループ「福井県『赤飯』JA福井県女性部 テラル支部」

打ち水(しと・しとり)

蒸している途中で、取っておいた豆の煮汁や塩水をもち米にかけてから再び蒸す工程が多くのレシピにある。静岡のJAみっかびは打ち水を「しと」、青森のJAごしょつがる女性部は砂糖と塩を溶かした煮汁を「しとり」と呼ぶ。

出典:JAグループ「静岡県『赤米入りお赤飯』JAみっかび」/JAグループ「青森県『赤飯』JAごしょつがる女性部」/埼玉県 郷土料理レシピ「赤飯」(秩父)

炊飯器で炊く・うるち米を混ぜる

北海道や山梨の甘納豆赤飯は、もち米にうるち米を混ぜて鍋や炊飯器で炊く。北海道の考案者・南部明子氏のレシピは、もち米とうるち米を1:1で混ぜるが、割合は好みが分かれ家庭ごとに違う。山梨の例は、もち米2合・うるち米1合を3合の水加減で炊飯器で炊いている。

出典:農林水産省「うちの郷土料理」赤飯(北海道)/農林水産省「にっぽん伝統食図鑑」赤飯/農林水産省「うちの郷土料理」甘納豆のお赤飯(山梨県)

ささげと小豆の使い分け(通説)

小豆は煮ると皮が破れやすく、「腹切れ=切腹」を連想させるとして武家社会で嫌われ、主に関東地方では破れにくく煮くずれしにくいささげが使われたといわれる。農水省の広報誌などでも「縁起が悪い」「破れにくいささげ」と紹介されているが、いずれも「〜といわれる」という伝承の扱い。

出典:公益財団法人日本豆類協会「ささげ」/農林水産省 広報誌aff 2021年2月号「豆のこと、もっと知りたい。」/農林水産省 広報誌aff 2017年12月号(特集 和食のこころ)文字情報/農林水産省近畿農政局 メールマガジン(ちょっとコラム:赤飯)/愛知県 食育ネット 十六ささげのレシピページ

大納言小豆の名前の由来(通説)

大粒の小豆は「大納言」と呼ばれる。丹波市の広報では、煮ても腹が割れにくいことを、切腹を言い渡されないほどの高官「大納言」にたとえて名付けたと紹介している。

出典:丹波市 広報たんば 2018年12月号 特集「丹波大納言小豆」/農林水産省 広報誌aff 2021年2月号「豆のこと、もっと知りたい。」

南天の葉とごま塩

協会によると、南天を添えるのは「難を転じる」の語呂合わせからで、葉には防腐作用があるとされ、経験から習慣になったと考えられている。埼玉県の資料にも、祝いの時に南天を添えて近所に配る地域があると書かれている。仕上げにごま塩を振るレシピが多い。

出典:一般社団法人赤飯文化啓発協会「お赤飯の歴史/お赤飯のまめ知識」/埼玉県 郷土料理レシピ「赤飯」(秩父)/JAグループ「福井県『赤飯』JA福井県女性部 テラル支部」

SOURCES

出典・参考

◆

内容は上記の資料をもとに編集部がまとめたものです。地域の呼び名・作り方には諸説や家庭ごとの違いがあります。誤りのご指摘はお問い合わせから。