お米の種類
【2020年最新版】令和元年産米の食味ランキング「特A」最も食味が良いと認定されたお米23種類を紹介!
農産物の品質検査を手がける財団法人、日本穀物検定協会が発表する、最も食味が良いと認定したお米のことを食味ランキング【特A】と言います。 今回は、特Aランキングを全部発表いたします。
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農産物の品質検査を手がける財団法人、日本穀物検定協会が発表する、最も食味が良いと認定したお米のことを食味ランキング【特A】と言います。 今回は、特Aランキングを全部発表いたします。
北海道:ゆめぴりか
ほど良い粘りと甘み、炊きあがりの美しさという優れた品質から、「日本一おいしい米を」という北海道民の「夢」に、アイヌ語で美しいを意味する「ピリカ」を合わせて命名されました。他府県に負けない、北海道が誇れる最高級のお米を作ろう。開発当初からこうした目的を定めて研究を重ね、誕生したのが「ゆめぴりか」です。1997年に交配を行ってから、10年以上の歳月をかけて研究をすすめ、そのおいしさを追求することで、これまでになかった北海道米として、全国に誇れる品種の開発に成功しました。
北海道:ななつぼし
ななつぼしは比較的食感のあるお米です。普段ゆめぴかりや新潟のコシヒカリなど、もっちりと粘りのあるお米を混まれる方には少しあっさりと感じられることがあります。
北海道:ふっくりんこ
一粒が、ふっくりしていることから名前が命名されました。ふっくりんこは北海道の南部で開発されたお米の品種。タンパク含量が低く、ふっくらした食感と冷めても冷めても硬くなりにくく、やわらかくておいしい特製が自慢。ふっくりんことおぼろづきは、北海道の高級ブランド米として希少価値が高いお米になっています。
青森:まっしぐら
まっしぐらは青森県が躍起して、12年間もの時間をかけて生まれました。豊かな風味、ゆめあかりの上をいく美味しさを持っています。豊かな水系、雄大な山々、太陽のふかり、健やかな気候風土の中で育てられた美味しさはトップブランドにも引けを取らないあおもり米です。
青森:青天の霹靂
青森県の新品種で2015年より本格販売。食味ランキングでも6年連続特Aを獲得。品種名は公募から、弥生時代最北の水田があった青森の「青」と北の空の「天」雷鳴の「霹靂(へきれき)」から命名。
岩手:銀河のしずく
白くてつややか、かろやかな食感。そんなお米を開発した岩手の本気度が確実に消費者の皆様に伝わり、食卓の新しい主役となるお米です。岩手の本気が生んだ、お米「銀河のしずく」。
岩手:ひとめぼれ
ひとめぼれは、美味しさと耐寒性に優れたお米を目指して、コシヒカリと初星を交配させて作られた品種です。ひとめぼれの名前の由来は、「見た目の美しさにひとめぼれ。食べても美味しさにひとめぼれ。愛されるお米」。その名に恥じないツヤと程よい粘り、口当たりの良さが魅力。バランスの取れた味わいが特徴のひとめぼれは、一般消費者はもちろん、飲食関係の業者さまにも大変人気なお米です。
山形:つや姫
全国からから公募し、「商品特性が伝わりやすい」、「首都圏等在住の女性からの評価が高い」という理由で3位だったつや姫に決定しました。お米の炊き上がりの「つや」と輝きの素晴らしさをそれにかけて、「つや姫」と名付けられています。山形県でコシヒカリよりも美味しく。育てやすい「究極のお米」を目指し10年以上の歳月をかけて生まれたお米が「つや姫」です。
山形:雪若丸
「つや姫」に凛々しい弟君の誕生です。雪のように輝く白い粒。ひと粒ひと粒の食べ応えは、まさに新食感。見事な炊き映えは白いご飯の極致です。あっさりと上品な味わいはどんなおかずも引き立てて、毎日の日常が、ひと味リッチになることでしょう。
「雪若丸」は炊飯枚の白さ・外観・光沢・味が優れ、「はえぬき」より食味が優れています。
しっかりとした粒感と適度な粘りが両立した”新食感”です。
福島:コシヒカリ
北陸地方の国々を指す「越の国」と「光」の字から「越の国に光かがやく」ことを願って付けられた名前である。10県で栽培されている上に、海外でも栽培されています。人気、味、生産量において長年日本一の座に輝いています。日本の米の作付け面積のうち3分の1以上がコシヒカリであり、美味しいお米の代名詞になっています。
栃木:なすひかり
那須高原のさわやかなイメージを想像出来るように「那須高原」の「なす」と、コシヒカリ由来の良食味であることから「コシヒカリ」の「ひかり」を取り「なすひかり」と名付けられた。栃木県で開発されたオリジナル品種です。コシヒカリを母方にもち。食味もよく、日本穀物検定協会による食味ランキングにおいて「県北地区」なすひかりが22年産から3年で連続最高評価の特Aを獲得しています。
栃木:とちぎの星
ぷくっと大きく、豊かな甘さが特徴的なとちぎの星は、26年産に登場した新たな栃木の顔です。「とちぎの星」は、様々な災害にも打ち勝ち、 燦然と輝く、栃木の星となって欲しいという期待を込めて命名されました。
静岡:にこまる
日本は今後、温暖化の影響でお米の品質の低下に悩まされることを見越して、九州農業試験場(現・独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構九州沖縄農業研究センター)で1996年から交配が行われました。九州のブランド米で西日本で広く普及しており、品質・収量に優れる「ヒノヒカリ」に代わる品種として、2005年に「にこまる」は誕生しました。長崎県が生産量一位となっています。
福井:いちほまれ
こしひかりの発祥の地、福井がの農業試験場が、およそ6年ものの歳月を費やして開発したとても美味しい新しい品種です。絹のような白さと艶と口に広がる優しい甘さ、粒感と粘りの最高の調和が特徴のお米です。全国から名前の募集をして100,000件以上の応募の中から選ばれました。
この命名には、「日本一(いち)美味しい、誉れ(ほまれ)高きお米」となってほしいという思いが込められています。
滋賀:みずかがみ
「みずかがみ」は、「みず」は「豊かな水源・琵琶湖」を、「かがみ」は「作り手の真心がそのままお米に反映している」という意味が込められ命名されました。びわ湖をはじめとする滋賀県の豊かな自然環境に配慮して栽培されています。
香川:おいでまい
讃岐弁で「いらっしゃい」という意味です。香川県で生まれた新しいお米を多くの人に食べて欲しい、食べにきてほしいという願いを込めて、柔らかい讃岐弁で表現しています。
兵庫:きぬむすめ
炊き上がったご飯の色が絹のように白く、艶が特にとても良く美しいお米。見た目が良いだけではなく、味にもしっかりと定評があり、お米本来の甘みを感じられコヒシカリと同様の美味しさという声もあります。粘り強く、柔らかい食感が特徴であっさりとした味なので、素材の味を活かした料理との相性が特に良く、冷めても美味しいのでお弁当やおむすびにもオススメのお米です。
徳島:あきさかり
あきさかりの名前の由来は、秋に収穫されるお米ですが、多くの方に馴染まれ、愛され繁栄される銘柄となるような祈りをこめて命名されています。
コシヒカリの系統を汲むため、粘り気ともっちりとした味わいが特徴のお米になります。
佐賀:夢しずく
新世紀の佐賀米作りへの「夢」と、朝露に濡れる稲の新鮮なイメージを「しずく」という言葉で表現しました。米袋のデザインは佐賀県厳木町出身の風の画家中島潔さんのあたたかなイラストになっています。標高の比較的高い地域で育てられたお米であることから、特性のあるお米に仕上がりました。
佐賀:さがびより
佐賀のおだやかな気候、肥沃な大地、豊かな水、豊潤な自然の恵みを生かして、農家は雨の日も風の日も、日々米づくりに励みます。気候が大きく変動する中でも知恵と努力を重ね、やっと迎えた収穫の日は、この上なく晴れやかな佐賀日和。この思いをこめた「さがびより」は、これからの食卓をささえる佐賀県の誇りです。
熊本:森のくまさん
稲の姿は、茎が少し柔らかく、やや細身で葉が立っており、穂に籾がたくさん付きます。籾の色は黄白で熟れ具合もとてもきれいです。コシヒカリの味の良さとヒノヒカリの粘り強さをバランスよく受け継ぎ、米粒の見た目がやや細めで須賀、弾力がしっかりとあり、モチモチの触感で粘り強いです。炊き上がりのつやも美しく、味や風味に優れています。
宮崎:ヒノヒカリ
ヒノヒカリは宮崎県総合農業試験場で開発された。現在では西日本を中心に全国3位の作付面積を誇ります。ヒノヒカリは、九州地方を中心に、中国四国地方で広い作付けをしているお米です。ヒノヒカリの生産量1位は大分県、2位に鹿児島県、以下佐賀県・宮崎県・長崎県となっています。
鹿児島:あきほなみ
「あきほなみ」の名前の由来は、秋のたわわに実った稲穂が波打つ様子をイメージしてつけられました。温暖化が進む中、高温障害に強く鹿児島の気候・風土に適した品種の育成と、おいしい県民米を作ることを目的に、西日本を中心に全国で栽培されている「ヒノヒカリ」と「コシヒカリ」をベースに品種改良を加え、10年物歳月を経て誕生しました。